サントリーウイスキー
日本の洋酒メーカー、サントリーが製造するウイスキーをさす。サントリーの創業者である鳥井信治郎は、ウイスキーの国産化に情熱を燃やし、京都郊外の山崎にわが国初のウイスキー蒸溜所を建設しました。試行錯誤ののちに1929年、日本初の本格ウイスキー「白札」を発表。ジャパニーズウイスキーの歴史はここに幕を開けたのです。以後、日本人の舌に合う日本人のためのウイスキーづくりを目指し改良を重ね、1937年発表の傑作「12年もの」(のちの「角瓶」)を生み出しました。第2次大戦後1950年には「トリス」を発売、「うまい、やすい」のキャッチフレーズのもと、ブームを巻き起こしました。また同年「オールド」も発売。そのまろやかな味わいは多くの「オールド」ファンを得たのです。サントリーが生み出したものは、製品だけではありません。トリスブームや水割りの普及、和食とウイスキーの組み合わせなど、庶民の間に日本独自のウイスキー文化をもたらしてきました。現在、サントリーは、1923年創設の山崎蒸溜所および白州蒸溜所をもち、主に山崎、白州、近江、八ヶ岳の4カ所のエージングセラーでは計160万余樽の原酒が眠り、それぞれの味わいを育んでいます。 |
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