サンディニスタ革命以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 00:45 UTC 版)
「サンディニスタ革命」の記事における「サンディニスタ革命以後」の解説
詳細は「第二次ニカラグア内戦」を参照 革命政府によるこれら急進的な政策に反対する穏健派革命勢力(サンディニスタの一部を含む)は下野し、更にその一部はソモサ派残党と手を結んで「コントラ」と呼ばれる反革命勢力に加わった。 1980年代に入るとアメリカが経済援助を停止して経済封鎖を続け、またコントラを支援した。1984年の総選挙で、これまで民族再建会議議長であったダニエル・オルテガが大統領に就任し、非同盟と混合経済を謳う新憲法が発布された。1988年にコスタリカ大統領アリアスの和平提案が旧中米連邦5カ国の大統領によって調印されたが、完全な実行には至らなかった。 長引く戦闘の重圧と経済疲弊の中で行われた1990年の総選挙で反サンディニスタ側が勝利、ペドロの妻ビオレタ・チャモロが新大統領となり、サンディニスタ革命は終焉した。
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