サラ ジーン ロマン街道【サラ ジーン ロマンカイドウ】(草花類)
登録番号 | 第11420号 | |
登録年月日 | 2003年 8月 19日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | サラ ジーン ロマン街道 よみ:サラ ジーン ロマンカイドウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 萩原克也 | |
品種登録者の住所 | 山梨県塩山市中萩原909番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 萩原克也 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サラジーンコイヒメ」の変異株であり、花はセパル及びペタルが明緑黄色、リップは円形で黄白の地色に明黄色及び鮮ピンク色のぼかしが入り、花茎がやや垂下する中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面は扁円形、高さは31~60㎜、長径は21~30㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は30~60度、葉の長さは45~75㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は7~9枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは6.1~9.0㎜、長さは30~50㎝、色は淡緑、抽出の方向はやや垂下である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径及び縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は切形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等切形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等切形である。リップ正面の形は円形、先端の形は切形、周縁の反転はかなり小、波打ちは小である。全体的な花色は黄系、花色はセパル及びペタルは明緑黄(JHS カラーチャート2905)、リップは黄白(同2701)の地色に明黄(同2505)及び鮮ピンク(同0104)のぼかしが入る。花の香りは弱、開花期は初冬である。「サラジーンコイヒメ」と比較して、咲き型が部分抱え・平咲きであること、セパル及びペタルの地色が明緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(山梨県塩山市)において、「サラジーンコイヒメ」の変異株を発見、以後、増殖を行いながらその特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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