サムホール【thumbhole】
サム・ホール
サムホール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 16:43 UTC 版)
刃の根元上部に開けられた1cmほどの穴で、片手での操作性に優れており、グローブをしたままでも比較的安全に刃を開くことが可能である。この穴を設けるために、ちょうどワニの目が頭上に飛び出しているかのように峰の部分が穴の周りだけ拡張された製品も少なくない。扱いに慣れれば一秒とかからずに片手で開けるため、片手がふさがっていることの多い登山やクライミングなどにおいて非常に便利な機能で、ほぼ全製品に採用されている。この真円状のサムホールはスパイダルコが特許を取得しており、ベルトクリップに刻印されているパテント番号はこのサムホールのものである。シースナイフでも同社製品であることを表す意匠として穴が開けられている製品も多い。
※この「サムホール」の解説は、「スパイダルコ」の解説の一部です。
「サムホール」を含む「スパイダルコ」の記事については、「スパイダルコ」の概要を参照ください。
- サムホールのページへのリンク