サプリメントの活用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 02:50 UTC 版)
「コウノメソッド」の記事における「サプリメントの活用」の解説
コウノメソッドではサプリメント(健康補助食品)も活用する。治療に医薬品以外を併用するが、これは医師の職業倫理指針(日本医師会)に反することではないと主張している。同指針では患者に対する責務として「医薬品・医療器具以外で、食品や日常生活上の用具など、人々の健康の増進や生活の便宜に役立つ物やサービスを推薦することは、健康に関する専門家たる医師の社会的役割の1つであって、広く認められるべきである」としているが、一方「医療施設のなかで患者の療養に必要な物品を販売することは許されるが、それらはあくまでも患者の便宜上有用なものに限られる」「さらに、医師や医療機関の経営者は、そのような商品やサービスの提供によって利益を目論むことは慎むべきである」「医師は医療機関の外にあっても、その地位を利用して科学的根拠のない健康に関する商品の販売に加担すべきでない」とされている。また「原則として医師は科学的根拠をもった医療を提供すべきであり、科学的根拠に乏しい医療を行うことには慎重でなければならないし、たとえ行う場合でも根拠が不十分であることを患者に十分に説明し、同意を得たうえで実施すべきである」ともしている。コウノメソッドにおける主要なサプリメント成分は、フェルラ酸・ガーデンアンゼリカと、ルンブロキナーゼ(赤ミミズ酵素)を含みNO産生作用等が認められる赤ミミズ乾燥粉末である。これらは薬剤同等の作用を有するとされる[1][9]ことから医療機関より紹介・販売されるサプリメントとなっている。 フェルラ酸(米ぬか由来) フェルラ酸は植物由来のポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ作用があるとされる。 ルンブロキナーゼ (食用赤ミミズ由来) ルンブルクスルベルス種(食用赤ミミズ)などに含まれるたんぱく質分解酵素。動脈硬化改善などが期待される赤ミミズ乾燥粉末含有成分。
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