ゴールデンファンシー エレガンス【ゴルーデンファンシー エレガンス】(草花類)
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登録番号 | 第4093号 |
登録年月日 | 1994年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | オンシジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ゴールデンファンシー エレガンス よみ:ゴルーデンファンシー エレガンス |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 8月 23日 | |
品種登録者の名称 | 武藤建史、久世康雄、岡田均、栗田周治、棚橋博文 | |
品種登録者の住所 | 岐阜県本巣郡巣南町横屋363番地、岐阜県本巣郡巣南町十八条825番地、岐阜県本巣郡巣南町田之上115の2、岐阜県海津郡南濃町上野河戸609-1、岐阜県羽島市舟橋町555番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武藤建史 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「(フレキ×マーシャルアナム)×(カノア×ノナ)」に交配者の所有品種(名称不祥)を交配して得られた実生苗を購入して選抜,育成されたものであり,花色はドーサルセパル,ラテラルセパル及びペタルともに明緑黄の地色に暗黄の虎斑が入り,リップの地色は明緑黄の鉢物向きの小輪花である。 株の大きさは中,草姿は横張,ぎ球茎の有無は明確,正面の形は楕円形,高さは76mm~100mm ,長径は46mm~60mmである。葉の正面の形は広線形,先端の形は不等鈍形,葉の長さはやや短,幅はやや広,表面の色は濃緑,全葉数は4枚である。花序の型は複総状,花序の長さ及び幅は中,花序の花数は多,花茎の長さは中,花茎の色は緑,抽出方向は斜上,花型は部分反転平,花の横径及びは縦径は小,リップの形からみた花型はオンシジウム・タイプである。ドーサル・セパル正面の形は楕円形,先端の形は微突形,色は明緑黄(JHS カラーチャート2704)の地色に暗黄(同2211)の虎斑が入る。ラテラル・セパル正面の形は倒卵形,先端の形は微突形,色は明緑黄(同2704)の地色に暗黄(同2211)の虎斑が入る。ペタル正面の形は長方形,先端の形は微突形,地色は明緑黄(同2704)の地色に暗黄(同2211)の虎斑が入る。リップ正面の形はⅦ型,先端の形はいちょう形,周縁の波打ちは有,色は明緑黄(同2705),カルスの色は濃橙黄である。花の香りは無,開花期は秋である。 「kinsei Abe No.4 」と比較して、草姿が横張であること,葉の先端の形が不等鈍形であること,ドーサルセパル,ラテラルセパル及びペタルの地色が明緑黄であること、リップの先端の形がいちょう形であること等で,「ゴールデンファンシー ドリーム」と比較して,ドーサルセパル,ラテラルセパル及びペタルの斑の色が暗黄であること,リップの周縁の波打ちが有ること,リップのカルスの色が濃橙黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年に「(フレキ×マーシャルアナム)×(カノア×ノナ)」に交配者の所有品種(名称不祥)を交配して得られた実生苗を購入し,61年に出願者のガラス温室(岐阜県本巣郡巣南町)において,開花株の中から選抜し,62年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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