ゴジラとの関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:55 UTC 版)
「クローバーフィールド/HAKAISHA」の記事における「ゴジラとの関連」の解説
映画冒頭にバッド・ロボット・プロダクションズのロゴが現れる場面で怪獣の足音らしきものが聞こえるが、1954年公開の1作目『ゴジラ』でも東宝のロゴが出ている際に同様の演出がある。 ニューヨークはトライスター版『GODZILLA』の舞台でもあり、劇中で怪獣が破壊するブルックリン橋は同作のゴジラが息絶える場所でもある。また、核兵器を暗示させるマークが登場する、通常兵器が全然効かない怪獣に寄生虫の様な者が大量に付着しているなど、ゴジラを彷彿とさせるシーンが細かく存在する。 本編に隠し映像として、往年の米製怪獣映画の映像が使用されている。エイブラムスはゴジラの映像も使うつもりだったが、版権の問題で断念した。 伊福部昭が手掛けたゴジラ映画の曲を彷彿とさせるエンドクレジット音楽『ROAR!』は、マイケル・ジアッチーノによって作曲された。ジアッチーノ自身もゴジラ映画の大ファンであり、本作の制作決定時には自ら劇伴担当に名乗りを上げる程の意気込みを見せていたが、監督のリーヴスから劇中で背景音楽を使用しない方針を知らされ、酷く落胆したという。その後、本作を従来の怪獣映画と同様の方式で制作すると仮定して作られた楽曲がエンディングロールで使用される運びとなり、晴れてゴジラシリーズへのオマージュを捧げる形となった。 ロブの日本への栄転や彼を祝うパーティー会場に寿司も用意されている事などからも、日本を意識した事が窺える。 日本では東宝系興行チェーン会社「TOHOシネマズ」を中心に上映され、劇場で販売されたパンフレットも東宝によって製作販売された。 ノベライズ版では地の文で、ハッドが1954年公開の1作目『ゴジラ』に関することを考えている描写が幾つか存在する。
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