ゴジラとの関係
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着ぐるみは東宝のゴジラシリーズで使用されたゴジラのスーツを流用したもの。襟巻きを付け、腹部、頭部、背びれを黄色く塗ったこと以外には目立った改変がない。ウルトラマンとの戦闘で襟巻きを失った姿はゴジラのイメージをほぼそのまま残しており、デザインを担当した成田亨も「ゴジラに襟巻をつけた」と称している。鳴き声もまたゴジラの音源を早回ししたものであり、演じたスーツアクターも当時のゴジラと同じ中島春雄であった。 頭部は『怪獣大戦争』のゴジラ、胴体は『モスラ対ゴジラ』のゴジラから改造された『ウルトラQ』のゴメスを経て、再びゴジラの意匠へ復元されたものを使用している。『怪獣大戦争』の撮影後、『モスゴジ』のゴジラの胴体に『怪獣大戦争』のゴジラの頭部を取り付けたものが上野の赤札堂で展示され、これが原型となった。その後、頭部は再び『怪獣大戦争』の胴体へ戻され、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のゴジラとして使用された。 戦闘中に襟巻きを剥ぎ取られる演出について、監督の満田かずほは「ゴジラの状態で東宝に返却する条件だったため、劇中で意図的に元へ戻した」と語っている。この演出は、結果としてゴジラとウルトラマンの対決を彷彿とさせるものとなった。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、その容姿から映像作品での再登場は難しいものと推測しているが、2021年に『セブンガーファイト』で再登場を果たした。
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ゴジラとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:39 UTC 版)
「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「ゴジラとの関係」の解説
着ぐるみは東宝のゴジラシリーズで使用されたゴジラのスーツを流用したもの。襟巻きを付け、腹部、頭部、背びれを黄色く塗ったこと以外には目立った改変がない。ウルトラマンとの戦闘で襟巻きを失った姿はゴジラのイメージをほぼそのまま残しており、デザインを担当した成田亨も「ゴジラに襟巻をつけた」と称している。鳴き声もまたゴジラの音源を早回ししたものであり、演じたスーツアクターも当時のゴジラと同じ中島春雄であった。 頭部は『怪獣大戦争』のゴジラ、胴体は『モスラ対ゴジラ』のゴジラから改造された『ウルトラQ』のゴメスを経て、再びゴジラの意匠へ復元されたものを使用している。『怪獣大戦争』の撮影後、『モスゴジ』のゴジラの胴体に『怪獣大戦争』のゴジラの頭部を取り付けたものが上野の赤札堂で展示され、これが原型となった。その後、頭部は再び『怪獣大戦争』の胴体へ戻され、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』のゴジラとして使用された。 戦闘中に襟巻きを剥ぎ取られる演出について、監督の満田かずほは「ゴジラの状態で東宝に返却する条件だったため、劇中で意図的に元へ戻した」と語っている。この演出は、結果としてゴジラとウルトラマンの対決を彷彿とさせるものとなった。 書籍『ウルトラ怪獣列伝』では、その容姿から映像作品での再登場は難しいものと推測しているが、2021年に『セブンガーファイト』で再登場を果たした。
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