コーデック・ビットレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 02:06 UTC 版)
「キャプチャ (録画ソフト)」の記事における「コーデック・ビットレート」の解説
保存時のコーデックについては、保存後のファイルをそのままDVD-VideoにしてDVDに書き込みやすくするため、映像部分はMPEG-2 へエンコードし、音声部分はリニアPCM形式で保存できるものが多い。携帯型メディアプレーヤーに直接転送して再生するためにはMPEG-4形式で圧縮、保存すると便利である。 ビットレートはMPEG-2の場合、キャプチャに利用するソフトウェアの初期設定で映像部分が6Mbps程度になっていることが多い。この場合DVD-Video形式でDVDに書き込むと約2時間の映像を記録できる。キャプチャ時に最大で15Mbpsほどで保存できるハードウェアもある。 デジタル放送の場合には放送形式がMPEG2-TS形式(映像部MPEG-2、音声部AAC)のため、これをそのまま取り込み、暗号化してから保存媒体に出力する製品が多い。ビットレートは24~40Mbps程度となる。この暗号化は元々のMULTI2形式に加え、マシンやOS、保存フォルダ名などの固有情報を利用したものであるため、日本国内において正規に発売されているキャプチャデバイスを用いた場合、保存した動画をHD画質のまま編集、再圧縮することはできない。利用法として単純な視聴とBlu-ray Discなどへのムーブによる保存だけが想定されている。
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