コンポジット‐インデックス【composite index】
読み方:こんぽじっといんでっくす
1 指数を構成する複数の指標の変化率を合成し累積した指数。変化の相対的な大きさ・テンポなどを示す。
2 内閣府が発表する景気動向指数の一。生産や雇用など経済活動での、重要で景気に敏感な指標をもとに、前月と比較した各指標の変化量を合成して指数化し、ある年の状態を100(基準年)とした比較値を表示して景気の動向を見る。景気の局面や転換点の判断に有効とされるディフュージョンインデックス(DI)では把握できない、景気の山の高さや谷の深さ、拡張後退の勢いといった量感を示すことができる指数として、国際的にも広く採用されている。景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数がある。平成20年(2008)4月から内閣府は、これまで主流としていたディフュージョンインデックス中心の景気動向指数の公表から、コンポジットインデックス中心の指数の公表へと移行した。CI。
コンポジット・インデックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 20:13 UTC 版)
「景気動向指数」の記事における「コンポジット・インデックス」の解説
コンポジット・インデックス(Composite Index、CI)は景気拡大や後退の速度や程度を表すように作成されたものである。ある年度を基準とし、CIの各指数に採用されているそれぞれの経済指標の基準年からの変化率を平均して合成変化率を求め、それを累積した上で指数化したものである。実際のCIの計算では、異常な上昇率や下落率の影響を除くという操作が行われている。
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