コルナフィロ【コルナフィロ】(観賞樹)
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登録番号 | 第11810号 |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | コルナフィロ よみ:コルナフィロ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 4日 | |
品種登録者の名称 | ウィルヘルム コルデス ゼーネ ローゼンシューレン株式会社 | |
品種登録者の住所 | ドイツ連邦共和国 D-25365 クライン オッヘンセッシュ-シュパリースホップ ローゼンシュトラッセ 54 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ウィルヘルム コルデス | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「コルモディカ」に「ペックージェニィ」を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明紅色で剣弁、高芯咲、弱香のやや大輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部は少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、基部の形は心形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形は高芯咲、花径はやや大、高さはやや高、花弁表面の色は明紅(JHSカラーチャート0106)、裏面の色は鮮紅(同0107)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は広楕円形、先端の形は突形、厚さは厚、硬さは中、数は25~29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「タノピナ」と比較して、小葉基部の形が心形であること、蕾の形が卵形であること、花弁裏面の色が鮮紅であること等で、「オリナット」と比較して、花弁のタイプが剣弁で、先端の形が突形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1994年に出願者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「コルモディカ」に「ペックージェニィ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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