ケイハウピダ【ケイハウピダ】(観賞樹)
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登録番号 | 第12156号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイハウピダ よみ:ケイハウピダ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 海野鉞麿 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「タンリカス」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は淡ピンク色で剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部は多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢はやや強、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色及び裏面の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0102)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さは厚、硬さは中、数は20~24、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「インターナティクティ」と比較して、とげの色が緑褐であること、花形が高芯咲であること、花弁表面の色が淡ピンクであること等で、「タンリカス」と比較して、花弁表面の色が淡ピンクであること、花弁全体の形が円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者の温室(静岡県清水市)において、「タンリカス」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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