グロックに関する誤解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:41 UTC 版)
「グロック17」の記事における「グロックに関する誤解」の解説
グロック17が発売されて間もない頃、その特徴的な素材構成と機能のため「手荷物検査で発見できない、高価なハイジャック犯御用達の拳銃」という流説が一時的にあったといわれているが、実際はスライドや銃身、弾薬などが金属製のため容易に発見できる。後にグロック社はフレーム材にX線造影剤を添加し、銃の全体像がX線に映るよう対策をとっている。映画「ダイ・ハード2」では冒頭、テロリストが空港に拳銃(グロック17)を密かに持ち込めた理由をプラスチック製だからとしているが、あくまでも映画上の設定である。 「プラスチック素材を使った最初の銃」として認知されることが多いグロックだが、フレーム前部にプラスチック材を用いたH&K P9の方が先発であり、鋼材フレームの上に樹脂製ボディを被せたH&K VP70も存在した。順番の誤解は、これらの銃器の知名度が劣ることによる。「プラスチック素材使用の銃で商業的成功を収め」また、「フレーム全体がプラスチック素材となっている銃」はグロックが最初ということになる。
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