グレートキャティ シャトルーズ【グレートキャティ シャトルーズ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10160号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | グレートキャティ シャトルーズ よみ:グレートキャティ シャトルーズ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ラッキーレインボー・ジョイナー」に「グレートフラワー・バレリーナ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルがピンク白の地色に紫ピンク色のぼかし及び条線が入り、リップは円形でピンク白の地色に紫赤色の斑点が覆輪状に入るやや大型種である。草型の大きさはやや大、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は51~70㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は90~120度、葉の長さは75~105㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは12~15㎜、長さは80~110㎝、色は淡緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は61~80㎜、ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等鋭形である。リップの正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルはピンク白(JHS カラーチャート9201)の地色に紫ピンク(同9211)のぼかし及び条線が入る、リップはピンク白(同9701)の地色に紫赤(同9708)の斑点が覆輪状に入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ジェンティール・ペアールック」と比較して、リップ正面の形が円形であること、リップ周縁の波打ちが小さいこと、リップに斑点が覆輪状に入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「ラッキーレインボー・ジョイナー」に「グレートフラワー・バレリーナ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「グレートキャティ・シャトルーズ」であった。 |
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