グアダラハラの戦いとは? わかりやすく解説

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グアダラハラの戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:49 UTC 版)

国際旅団」の記事における「グアダラハラの戦い」の解説

1937年3月9日ベニート・ムッソリーニ反乱軍支援のため派遣したイタリア軍4個師団リットリオ師団、「黒シャツ師団、「黒い焔」師団、「黒い矢」師団)と反乱軍1個師団モロッコ人中心の外人部隊がマドリード北東80kmに位置する衛星都市グアダラハラ攻撃した。 これに対しエンリケ・リステル将軍共和国軍4個師団をもって第4軍団編成しグアダラハラ郊外防衛線を敷いた。 翌3月10日、第12国際旅団ガリバルディ大隊イタリア人中心)を先頭に、共和国軍進撃中のイタリア軍奇襲し、これを壊滅させた。ガリバルディ大隊義勇兵たちはイタリア語イタリア兵に「我々はガリバルディ大隊だ」と呼びかけイタリア兵たちは次々と投降したイタリア軍補給部隊差し向けたが、ソビエト連邦から送られてきたポリカルポフI-16戦闘機ツポレフSB爆撃機がこれを空中から攻撃し撃退した。 この戦いでイタリア軍2000人の戦死者300人の捕虜出し大量文書残したまま遁走した。翌日スペイン共和国政府は、イタリアスペイン内戦軍事介入している事実国際連盟電報報告した以後フランコは、イタリア人重要な行動任せなかった。国民戦線軍(反乱軍)はマドリード制圧一時棚上げにした。そのため、内戦終了する三日前まで、マドリード共和国政府掌中握られていた。

※この「グアダラハラの戦い」の解説は、「国際旅団」の解説の一部です。
「グアダラハラの戦い」を含む「国際旅団」の記事については、「国際旅団」の概要を参照ください。

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