クロムサム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:25 UTC 版)
街の不良チームで、チーム名の意味は「染色体」。童子と椰子谷の指示を受けて野玄が結成した。 野玄 雄一郎(やげん ゆういちろう) クロムサムの総長。チームのメンバーには「男の中の男」として畏敬の念を抱かれているが、実はドM。針蔵高校の先代の番長で、岡森らから尊敬され頼られていたが、周囲の期待に応えるために男らしい自分を保つことに疲れはてていた。そんなときに椰子谷の襲撃を受け、自らの弱さを認めさせられたことで、精神的に解放され、以後は椰子谷を喜ばせることを第一に行動するようになる。 岡森や六道との対決や、傷つき倒れた椰子谷を目のあたりにしたことを経て、今までの自分の姿勢が間違っていたと自覚。総長として幼田に一騎打ちを挑み、敗北する。その後、椰子谷を抱えて帰る道中で、「俺が椰子谷唯の理想の男になってみせる」と宣言した。 椰子谷 唯(やしや ゆい) #鬼島連合参照。六道を亞森と針蔵の両校を束ねる最強の番長にしてから自らの手にかけようと考え、手始めにクロムサムに針蔵高校生を襲わせていた。岡森を脅すために女装した六道(桃子)を拉致し、その正体に気づかないまま桃子に惚れてしまう。男相手のときのような暴力衝動が起きなかったため、普通の恋ができると喜び、針蔵への襲撃もやめようとしていたが、椰子谷を騙すことに耐えられなくなった六道が正体を明かしたことで激昂。六道を守ろうと立ちはだかった雷乃を下す。乱奈に対しても一時は優位に立つが、暴力の快感に溺れた乱奈に成すすべなく敗北する。抗争後は野玄に抱き抱えられて去っていった。
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