クレモナ【クレモナ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7471号 |
登録年月日 | 1999年 9月 21日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | クレモナ よみ:クレモナ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 9月 21日 | |
品種登録者の名称 | ジークフリード クレム | |
品種登録者の住所 | ドイツ連邦共和国 70378 シュツットガルト ハンフェッカー 9 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジークフリード クレム | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「デボラ」に「ドニア」を交配して育成されたものであり,花は淡黄緑の地色に鮮赤紫色の条及び覆輪が入る垂咲で,中輪の切花向きの品種である。草姿は中間,開花時草丈は高,節数は中である。茎の長径はやや細,硬さはやや剛,折れの難易はやや易,中央部の色は灰緑,ろう質の有無及び立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数はかなり少,側枝の着生位置は主に上部,節間長は中,最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻かない,最大葉長は中,葉幅はかなり狭,葉色は濃緑,ろう質は少である。つぼみの形は円柱形,大きさはやや小,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲,花径は中,地色は淡黄緑(JHS カラーチャート3102),複色模様色は鮮赤紫(同9207),色彩模様は条及び覆輪,複色割合は多,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数はかなり少,花弁の長さ及び幅は中,数はやや少,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さは中,がくの形は円柱形,がく筒の色は灰緑,がくの太さはやや細,長さは中,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性は早生,がく割れの難易性は極難である。「スペシャルカナスタ」と比較して,側面から見た花形が垂咲であること,花の地色が淡黄緑で,複色模様色が鮮赤紫であること,複色割合が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において,「デボラ」に「ドニア」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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