クリスチャン・ジャックとは? わかりやすく解説

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クリスチャン・ジャック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/17 15:59 UTC 版)

クリスチャン・ジャック

クリスチャン・ジャック(Christian Jacq、1947年 - )は、作家エジプト学者。

フランスパリの生まれ。ソルボンヌ大学哲学と古典文学を学んだ後、エジプト学の研究で学位を取得した。

古代エジプトを舞台にした作品を多数執筆している。

1995年には5巻からなる「太陽の王ラムセス」のシリーズを発表した。これはベストセラーとなり、日本を含む25ヶ国以上で出版された。

作品リスト

  • 『太陽の王ラムセス』
    • 『太陽の王ラムセス1』
    • 『大神殿』
    • 『カデシュの戦い』
    • 『アブ・シンベルの王妃』
    • 『アカシアの樹の下で』
  • 『光の王妃アンケセナーメン』
  • 『ブラック・ファラオ』
  • 『ピラミッドの暗殺者』
    • 『解かれた封印』
    • 『砂漠を覆う闇』
    • 『最後の審判』
  • 『永遠のツタンカーメン』
  • 『光の石の伝説』
    • 『ネフェルの目覚め』
    • 『巫女ウベクヘト』
    • 『パネブ転生』
    • 『ラムセス再臨』
  • 『自由の王妃アアヘテプ物語』

クリスチャン=ジャック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 15:20 UTC 版)

クリスチャン=ジャック
Christian-Jaque
本名 Christian Maudet
生年月日 (1904-09-04) 1904年9月4日
没年月日 (1994-07-08) 1994年7月8日(89歳没)
出生地 フランス パリ
死没地 フランス ブローニュ=ビヤンクール
職業 映画監督
配偶者 マルティーヌ・キャロル(1954年 - 1959年)
 
受賞
カンヌ国際映画祭
監督賞
1952年花咲ける騎士道
ベルリン国際映画祭
銀熊賞
1952年花咲ける騎士道
セザール賞
名誉賞
1985年
その他の賞
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭
グランプリ

1956年『空と海の間に』
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クリスチャン=ジャックChristian-Jaque, 1904年9月4日 - 1994年7月8日)は、フランスの映画監督である。

生涯

パリで生まれる。

1920年代より美術監督、プロダクションデザイナーとして映画界に入る。1930年代より監督、脚本としての活動を始める。

1946年の監督・脚本作『幽霊英語版』が第1回カンヌ国際映画祭で上映される[1]。1952年の『花咲ける騎士道』により第5回カンヌ国際映画祭監督賞第2回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞する[2]

1959年に第1回モスクワ国際映画祭英語版[3]、1979年に第11回モスクワ国際映画祭英語版の審査員を務めた[4]

1970年代後半から1980年代にかけてはテレビでの仕事が中心となった。

1994年にブローニュ=ビヤンクールで亡くなった。

主なフィルモグラフィ

  • Le Bidon d'or (1932) 監督
  • 青春乱舞 Le grand élan (1940) 監督
  • L'Enfer des anges (1941) 監督
  • 最初の舞踏会 Premier bal (1941) 監督
  • L'Assassinat du père Noël (1941) *DVDスルー題「サンタクロース殺人事件」
  • 幻想交響楽 La Symphonie fantastique (1942) 監督
  • カルメン Carmen (1945) 監督・脚本
  • 幻の馬 Sortilèges (1945) 監督・脚本
  • Un revenant (1946) 監督・脚本 *テレビ放映題「幽霊」
  • パルムの僧院 La Chartreuse de Parme (1948) 監督・脚本
  • シンゴアラ Singoalla (1949) 監督・脚本
  • Souvenirs perdus (1950) 監督・脚本 *テレビ放映題「失われた想い出」
  • 青ひげ Barbe-Bleue (1951) 監督・脚本
  • 花咲ける騎士道 Fanfan la Tulipe (1952) 監督・脚本
  • 愛すべき御婦人たち Adorable Creatures (1952) 監督
  • ボルジア家の毒薬 Lucrèce Borgia (1953) 監督・脚本
  • Destinées (1954) 監督 *テレビ放映題「運命」
  • 女優ナナ Nana (1955) 監督・脚本
  • 空と海の間に Si tous les gars du monde (1956) 監督・脚本
  • La loi, c'est la loi (1958) 監督・脚色 *NHK-BS放映題「国境の村」
  • バベット戦争へ行く Babette s'en va-t-en guerre (1959) 監督
  • フランス女性と恋愛 La française et l'amour (1960) 監督
  • 戦場を駈ける女 Madame Sans-Gêne (1961) 監督・脚本
  • 黒い情事 Les bonnes causes (1963) 監督・脚本
  • 黒いチューリップ La tulipe noire (1964) 監督・脚本
  • SOS一触即発 Le gentleman de Cocody (1965) 監督・脚本
  • Geheimnisse in goldenen Nylons (1967) 監督・脚本 *テレビ放映題「メキシコ行き2枚の切符」
  • Le calde notti di Lady Hamilton (1968) 監督・脚本・原案 *DVDスルー題「ザ・ストーリー・オブ・レディー・ハミルトン」
  • 華麗なる対決 Les pétroleuses (1971) 監督
  • Docteur Justice (1975) 監督・脚本 *テレビ放映題「タンカー・ジャック」

参考文献

  1. ^ Festival de Cannes: A Lover's Return”. festival-cannes.com. 2009年1月3日閲覧。
  2. ^ 2nd Berlin International Film Festival: Prize Winners”. berlinale.de. 2009年12月22日閲覧。
  3. ^ 1st Moscow International Film Festival (1959)”. MIFF. 2012年10月27日閲覧。
  4. ^ 11th Moscow International Film Festival (1979)”. MIFF. 2013年1月14日閲覧。

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