ヒガンバナ属とは? わかりやすく解説

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ヒガンバナ属

(クラスターアマリリス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 03:43 UTC 版)

ヒガンバナ属
ヒガンバナ Lycoris radiata
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
: ヒガンバナ属 Lycoris
学名
Lycoris
(L’Hér.) Herb.
タイプ種
Lycoris aurea (L'Her.) Herb.
和名
ヒガンバナ属(彼岸花属)
英名
hurricane lily, cluster amaryllis
亜属
  • リコリス亜属 Lycoris
  • シマンタス亜属 Symmanthus

ヒガンバナ属(ヒガンバナぞく、彼岸花属、学名: Lycoris)は、キジカクシ目ヒガンバナ科(かつてのクロンキスト体系ではユリ科)の1。学名のままリコリスとも呼ばれるが、英語名のリコリス (liquorice, licorice) はスペインカンゾウのことを意味し、マメ科の別の植物である。

英語では、hurricane lily(ハリケーンリリー)、cluster amaryllis(クラスターアマリリス)、あるいは、近縁のハマオモト属・ヒメノカリス属と合わせて spider lily(スパイダーリリー)と呼ぶ。

特徴

球根で育つ多年草

は細長く、30-60cm長×0.5-2cm幅。花茎は直立し、30-70cm高。

散形花序で4-10個のをつける。花の色は白色黄色赤色オレンジ色など。花被片花弁)は6枚で、ユリに似る。

リコリンなどのアルカロイドを持つ。

分布

主に、日本韓国中国南部に広く自生する。他に東南アジア南アジアにも部分的に分布する。

亜属

リコリス亜属 Lycoris
花被片が反り返っており、また花被片の数倍の長さの非常に長い雄しべを持つ。ヒガンバナなど。
シマンタス亜属 Symmanthus
雄しべは短く、花被片も反り返っておらず、ユリなどに似たラッパ型の花をしている。キツネノカミソリなど。

他に多くの、不確実な種や雑種がある。

関連項目

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