ギムノジニウム属渦鞭毛藻とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 植物 > > 鞭毛藻 > ギムノジニウム属渦鞭毛藻の意味・解説 

ギムノジニウム属渦鞭毛藻 [Dinoflagellate,Gymnodinium catenatum]

 麻痺性貝毒原因となる殻をもたない(無殻)渦鞭毛藻*の1種である。細胞楕円体近く細胞長23-65μm細胞幅27-43μmで、長い連鎖群体をつくることが特徴である。この渦鞭毛藻1940年代からアメリカアルゼンチンなどで出現していたが、当時毒性検討され1979年西ヨーロッパ諸国で  大量発生した際、100人以上が中毒する事件おこって注目を集めるようになったその後、毒産生1986年オーストラリア認められ標記のギムノジニウム カテナツムはわが国でも1987年山口県仙崎湾貝類毒化ひきおこし問題になった。現在ではこの種が西日本各地存在することが明らかにされつつある。また、最近ではフィリピンなどの熱帯域にも分布していることが認められ比較栄養富んだ内湾域に出現する。その毒成分毒性が弱いものがほとんどであるが、これらの成分弱酸性で強毒な成分変化する。したがって調理過程胃液中では毒性が強まる危険があるから注意要する




ギムノジニウム属渦鞭毛藻と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ギムノジニウム属渦鞭毛藻のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギムノジニウム属渦鞭毛藻のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
微生物管理機構微生物管理機構
Microbes Control Organization Ver 1.0 (C)1999-2025 Fumiaki Taguchi

©2025 GRAS Group, Inc.RSS