キラーギターズ独特の技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 21:37 UTC 版)
「キラーギターズ」の記事における「キラーギターズ独特の技術」の解説
Kiler VUシェイプネックグリップキラーオリジナルのネックシェイプである。これは1~12フレットはVシェイプで12フレット以降はUシェイプである。V部が非対称型仕様(4・5弦間に頂点)も存在する。また、KG-PRIME(高崎晃仕様)、KG-FASCIST(ルーク篁仕様)、KG-FASCIST Skid Blue(shu仕様)等、モデル元であるアーティスト・製作年によってV角度は異なる。また、指板は共通して6弦から1弦に3度角度が下がっている。なお、現在までにベースでの採用は無い。 ディープインサートキラーギターズの技術の象徴ともいえる技術である。これは、ネックのエンド部をボディのジョイント部分に深くインサートしてボルトで留める技術で、通常のボルトオンに比べてボディとネックの接触面積が広いため、サスティーンに優れ、ネックとボディの剛性が上がっている。また、ネックエンドで集中して固定しないことで、接合部の仕上げが滑らかになるため、ハイフレットでのプレイアビリティ向上にも繋がっている。ギターの場合はフロントピックアップを貫通した位置までインサート、ベースの場合は最終フレットよりも数センチ深くインサートされているため視認できるが、ピックガードが取り付けられたモデルでは、取り外さない限りボディ裏側から見て判断するしかない。また、ディープインサートができない機種にはトライポイントというネックジョイント方法がある。 ブレイスホールボディ内部に7本のエアーダクトが通っていることにより、中域と高域のミックスがよくなる。なお、現在までに本仕様を採用したものは、KB-CRIMINAL、KB-CRIMINAL SIGNATURE、KB-CRIMINAL CAMOUFLAGE、KB-CRIMINAL proのみであり、ベース向けの仕様と言える。
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