キャンペーン概要
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「有楽町で逢いましょう」の記事における「キャンペーン概要」の解説
「そごうの店舗一覧」および「読売会館#有楽町そごう」も参照 大阪府大阪市が地盤の百貨店・そごうは、東京へ進出する際、出店地候補の一つとして有楽町を検討した。1950年代前半当時の有楽町は闇市の面影が徐々に消えて、人通りが増え始めている、新興の商業地だった。そごう社内での検討の結果、有楽町駅付近への出店が正式に決定。物件探しで手間取っていたところに読売新聞が自社物件・読売会館を提供。工事などの準備を終え、有楽町そごうの開店予定は1957年5月と決まった。 そごうは開店後の客足の増加・定着を狙い、有楽町全体のさらなる活性化をはかり、宣伝部長・豊原英典以下宣伝部を挙げて「有楽町高級化キャンペーン」を企画した。豊原は企画段階でアメリカ合衆国の映画「ラスヴェガスで逢いましょう(en:Meet Me in Las Vegas)」からタイトルを拝借して「有楽町で逢いましょう」のキャッチフレーズを提案し、採用が決まった。並行して、後述する各種マスメディアとの提携(タイアップ)を通じ、「有楽町高級化キャンペーン」を展開した。 キャンペーンが功を奏し、「有楽町で逢いましょう」のフレーズは当時の流行語となり、そごう開店前に有楽町の認知度は上昇した。開店初日の天候は雨であったが、30万人以上の来店客でにぎわった。
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