キオビホオナガスズメバチ
和名:キオビホオナガスズメバチ |
学名:Dolichovespula media (Retzius, 1783) |
ハチ目,スズメバチ科 |
分布:北海道,本州 |
写真(上):左から女王,働きバチ,オス |
写真(下):サワラ樹枝に作られたキオビホオナガスズメバチ巣 |
説明 女王の体長19-22mm,働きバチ14-16mm(写真上)。日本産は亜種media Retzius (北海道)とsugare Ishikawa(本州)に分けられることがある。後者は前者より黄色い部分が多い。本種の女王は大きさや斑紋が働きバチと全く異なる。女王は一見キイロスズメバチと似ているので注意。巣は樹枝,人家軒先などの開放空間に作られ,巣材は和紙状で柔軟性に富む(写真下)。巣の規模は,最大で育室数約2000。餌としてハエをよく狩る。 |
キオビホオナガスズメバチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 19:13 UTC 版)
「スズメバチ」の記事における「キオビホオナガスズメバチ」の解説
キオビホオナガスズメバチ(黄帯頬長雀蜂、英: Median wasp、学名:Dolichovespula media)は体長14-22mm、ホオナガスズメバチ属。小型の昆虫を餌とし、樹上に巣を作る。ホオナガスズメバチ属の中では最も攻撃性が高い。ホオナガスズメバチ属のスズメバチは一見クロスズメバチ類に似るが、クロスズメバチ属や大型のスズメバチ属のように、巣材を枯れ木や朽木の木部繊維中心にではなく、アシナガバチ類と同様に枯れ木、枯れ枝の靭皮繊維から採集するため、巣はもろくなく強靭である。なお本州亜種はレッドデータでは情報不足に指定されている。
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キオビホオナガスズメバチと同じ種類の言葉
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