ガールズケイリンの自転車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 15:27 UTC 版)
「ガールズケイリン」の記事における「ガールズケイリンの自転車」の解説
男子向けの自転車については「競輪#競輪用自転車」を参照 ガールズケイリンで使用する自転車は、男子の競輪で使用する自転車と同様、JKAが認定したメーカーかつ規格に基づいて作られた自転車でなければならず、その他タイヤや部品等も同様にJKAが認定したものを使用しなければならない(期限切れないし廃盤などでJKAが認定を抹消することもある)。なお、部品等の認定や認定除外などは、毎月月末に刊行される『広報KEIRIN』に記載されており、JKAのウェブサイトでも公開されているため選手・関係者以外でも閲覧は可能である。 自転車は男子の競輪で使用するものより軽く、モノコックのカーボンフレームに、 前輪はスポークホイール、後輪はディスクホイールを装着させており、タイヤはディスクおよびバトンホイール向けとスポークホイール向けでサイズが若干異なる。ハンドルステムは専用部品となるが、ハンドルバーは専用部品または男子向けの部品との選択が可能で、サドルも同様に男子向けとの選択が可能。それ以外の部品は全て男子向けの部品と共用となる。本体で30万円ほどで、その他タイヤや部品などを合わせるとトータルで40〜50万円ほどかかる。 強風など悪天候の中での競走となる時には、リアホイールが横風を受けたときに操縦安定性の問題が発生することから、主催者の判断で男子同様の金属スポークホイールおよびタイヤに換装して競走が実施される。なおガールズケイリンでは開始時より前輪に3本スポークのバトンホイールを装着していたが、これは縦方向へのジャイロ効果が横方向への操舵に影響を及ぼすこともあり、2016年8月31日の開催より前輪は天候に関わらずスポークホイールとなった。
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