カルロ_(カラブリア公)とは? わかりやすく解説

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カルロ (カラブリア公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:29 UTC 版)

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カルロ・ダンジョ
Carlo d'Angiò
カラブリア
在位 1309年 - 1328年

出生 1298年
ナポリ王国ナポリ
死去 1328年11月9日
ナポリ王国ナポリ
埋葬 ナポリ王国ナポリ
配偶者 カタリーナ・フォン・ハプスブルク
  マリー・ド・ヴァロワ
子女 エリオーザ
マリア
カルロ・マルテッロ
ジョヴァンナ1世
マリア
家名 アンジュー=シチリア家
父親 ナポリ王ロベルト・ダンジョ
母親 ヨランダ・ダラゴーナ
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カラブリア公カルロCarlo, Duca di Calabria, 1298年 - 1328年11月9日)は、ナポリ王ロベルト・ダンジョヨランダ・ダラゴーナアラゴンペドロ3世の娘)との息子である。

生涯

ナポリに生まれ、父ロベルトの認可を得たおかげで1309年カラブリア公となった。また王国の将軍代理にもなった。父の意図では1315年にフィレンツェの援軍の隊長として派遣しようとしていたが、最終的にはロベルトは決定を変え、任務を王弟ターラントフィリッポ1世に渡した。そのナポリとフィレンツェを含んだ同盟はモンテカティーニの戦いで敗れた。

1316年にハプスブルク家ローマ王アルブレヒト1世の娘カタリーナ(イタリア語名カテリーナ、1295年 - 1323年)と結婚した。その死後、フランスフィリップ6世の異母妹マリー・ド・ヴァロワ(イタリア語名マリーア、1309年 - 1332年)と再婚し、5子をもうけた。

1325年のアルトパーショでのカストルッチョ・カストラカーニの勝利により、フィレンツェ人はカルロを「市のシニョーレ」に選出した。カルロは10年間その職に就いたあと、1326年に離れ、1327年に神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世イタリア遠征のためナポリに戻らされた。

1328年にカルロは父に先立ち死去し、娘のジョヴァンナが1343年にナポリ女王となった。

先代:
ロベルト
カラブリア公
1309年 - 1328年
次代:
ジョヴァンナ

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