カリキュラム、設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 15:13 UTC 版)
「アレッポ大学学術交流日本センター」の記事における「カリキュラム、設備」の解説
カリキュラムでは日本語や日本文化についての授業があった。日本語は初級、中級、上級に分かれており、それぞれ3ヶ月のプログラムでレベルが1から12まであり、レベル1では日本の小学校と同様にひらがなの読み書きから始まり、カタカナ、漢字、文法、読解、聞き取り、会話とレベルアップしてゆく。将来的にはシリア人のみによる日本語教育を可能とすることを目的としており、教える練習も行った。年1回、センターで慶應義塾大学の語学・文化研修が行われた。 日本センターは歯学部と学生寮の間に位置している。大教室の「紫室」、日本人教師の部屋2つ、ライブラリーで構成される。ライブラリーには日本語の教科書、小説、漫画、社会や経済に関する書籍、ビデオ、CDなど3000点が所蔵されている。エジプトを除けば、アラブ諸国の中では最大の規模となっている。 国際機関や日本からの支援で送られた設備もある。2015年以降は、大妻多摩中学高等学校から有志で寄付された書道用具が送られるようになった。
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