カトリック・プロテスタント・正教会の各団体、関係者などによる見解
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「エホバの証人」の記事における「カトリック・プロテスタント・正教会の各団体、関係者などによる見解」の解説
キリスト教主流派が重要視する三位一体などの教義を否認していることから、カトリック・プロテスタント・正教会などから異教あるいは異端とされている。例として、以下が挙げられる。 全世界のカトリック教会を統率する組織であるローマ教皇庁は2008年の見解において、エホバの証人をカトリック教会に対して、サイエントロジー教会や旧統一教会(文鮮明)と同列の新宗教としている。 プロテスタント福音派の尾形守は著書において、エホバの証人などの異端とキリスト教の根本的な違いは「霊の違い」であり、異端は悪霊による惑わしの教えであるとする。根拠として聖書の第一ヨハネ4:1-3、黙示録16:13、第一テモテ4:1を挙げている。「真理のみことば伝道協会」主宰のウィリアム・ウッド牧師も同様の見解を示している。 アメリカ正教会は「正教会のキリスト教徒と異端者」という公式見解にて、エホバの証人を異端として取り上げている。 シェヌーダ3世 (コプト正教会アレクサンドリア総主教)は「異端・エホバの証人」という書籍を著している。 福音派の尾形守は、著書の見解においてエホバの証人は末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)・世界平和統一家庭連合(旧略称:統一教会)と共に「日本で顕著な活動をしている」とし、「三大異端」として取り上げている。またジャーナリストの伊藤正孝、作家の八木谷涼子も同3教団を「三大異端」と記している。 『キリスト教大事典』1066頁(教文館、昭和63年8月10日 改訂新版第9版)では、エホバの証人は『いっさいの正統的教理と既成教会に反対(している)』と記されている。
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