オーラとは何か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:30 UTC 版)
オーラを霊的な雰囲気や、なんとなく感じる力、威圧感ではなく、霊的な放射体、実在するエネルギーとする場合、現代では、その概念の説明は論者の拠るところにより異なる。科学、医学、宗教、超科学、疑似科学、超心理学、超自然、ニューエイジ、オカルトなどを背景に、多様な論が展開されている。 現代、オーラの実在を信じる人の多くは、オーラとは物体から発散され、それを取り囲むエネルギー場であると考えている。また、光の一種であるとも考えられているが、科学的に計測可能な光とは明らかに別物であり、光の全スペクトラムの中にオーラと呼ばれているものは含まれていない。 オーラを見ることができると主張する人々、オーラ・リーディング(オーラを読むこと)を生業とする人々の多くは、人間の周りを取り囲んでいるオーラの場合、その色や形状はその人のパーソナリティー、思考、感情などの状態を反映しているものであり、オーラを見ることで、その人の様々なコンディションを見抜くことができると考えている。 透視能力者・霊媒のテッド・アンドリューズは、「人間のオーラというのは肉体を取り巻くエネルギーフィールド」で「人間をすっぽりと包み込む立体的なもの」「健康な人の場合、オーラはからだのまわりを楕円形、あるいは卵型に包んでいる」「平均的な人で、身体のまわり2.5~3mにわたって包んでいる」と解説した。 占星術師・タロット占い師・ヒーラーのジェーン・ストラザーズは、オーラというのは人を取り巻く「気の場」だとし、それによって人の健康、気分、エネルギーレベルについて知ることができるとした。
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