オーケストラの演奏会の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 20:11 UTC 版)
「演奏会」の記事における「オーケストラの演奏会の場合」の解説
序曲など短めの曲 協奏曲、小規模な交響曲、中規模の管弦楽曲 休憩 交響曲、大規模な管弦楽曲などメインの曲 4.がとくに重厚かつ長大な場合は、2または1、さらには1・2なしでマーラーの交響曲など一曲だけの4だけということがある。 1.の序曲を演奏しないで、リゲティなどの現代音楽など あまり一般的ではない曲(委嘱作品や初演作品等も)を最初に挿入する方法がある。それを聴衆が嫌って遅れて入ってくる場合は意図的に順序を逆にして協奏曲の後などに入れる場合もある。 クラシックにあまり詳しくない人向けに、上記の構成を採らず短めの曲(小品)を集めたものをプロムナードコンサート(略称プロムス)と呼ぶ。 こうした構成で演奏される演奏会は、通例、司会進行役は無く、奏者の入場・ソリスト等の入場・指揮者の入場、演奏開始、といった流れになり、開演中にアナウンスなどが流れる事は無い。指揮者がアンコール曲の作曲者と曲名を言うことはある。 ただし、ホールによっては開演前に注意喚起(携帯電話の電源断や時計のアラーム機能のオフの要請など。携帯電話に関しては、電波を遮断する機器を設置しているホールでは その旨の周知が行われることがある。)のアナウンス等が流れることはある。また、プロムナードコンサートや初心者向けコンサートなどは、曲紹介や聴くためのポイント、豆知識などを司会者などが解説する場合がある。
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