オハ60形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 03:46 UTC 版)
0番台 (1 - 390) 1949年(昭和24年)から1950年(昭和25年)の間に390両が製作された、定員96名の狭窓タイプの三等車。車体側面の雨どいが省略され、出入台上の屋根に簡易な水切りが設けられた。後に、109両が座席をセミクロスシートとしたオハ60形1000番台に改造されている。座席をオールロングシートに改造された15両は、オハ63形となった。初期の製造車両では、洗面台用の仕切り窓に、船舶用の円形硝子が使用された。後年の整備に依って雨樋が設置された車両も存在していた。 > 番号新旧対照 1000番台 (1001 - 1109) オハ60形のセミクロスシート化改造車で、1963年(昭和38年)から1965年(昭和40年)の間に109両が製作された。洗面所と出入台付近の座席8ボックス分(前後4ボックスずつ)が撤去され、この部分にロングシートが設置された。この改造により、定員が120名(立席を含む)となった。 > 番号新旧対照
※この「オハ60形」の解説は、「国鉄60系客車」の解説の一部です。
「オハ60形」を含む「国鉄60系客車」の記事については、「国鉄60系客車」の概要を参照ください。
- オハ60形のページへのリンク