オタワ警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 18:21 UTC 版)
「フリーダム・コンボイ」の記事における「オタワ警察」の解説
オタワ警察はデモ開始から3週間の間、コンボイ(護送船団)への対応について批判を受け、ピーター・スロリー署長が辞任する事態に陥った。1月31日の記者会見で、オタワ警察署長のピーター・スロリー(英語版)は、このデモを「特殊で、規模が大きく、二極化されて、あらゆる側面において文字通り”危険”である。」だと述べた。 1月28日から「交通渋滞」が発生、その後2日間の間に数千台もの大型トラックが首都オタワに到着し署長は「交通カオス」となったと述べた。 治安部隊には、連邦、州、自治体警察、RCMP、オンタリオ州警察が招集。スロリー署長は、デモが行われている週末の間はオタワのダウンタウンへ行くことを避けるようにと声明を発表し、「デモの中、あるいはデモに関連して暴力行為を働いたり法律に違反する行為を行う者を調査し、必要であれば逮捕、告訴し起訴する用意がある」と付け加えた。スロリー署長によると、1月31日にデモが縮小されて以来、通常は中心部の周辺で直接支援を行っているが、デモの最盛期には別の場所に配置されていた犯罪防止チームが周辺に戻った。 1月31日までに、1日あたりの警察官派遣費用が80万カナダドル(約7371万円)と見積もられていたため、オタワ市長は費用負担のための法的措置を検討することになった。 国会議事堂での抗議行動初日の1月29日、カナダのジャスティン・トルドー首相は安全上の懸念から非公開の場所に避難。 市長によって非常事態が宣言された後も、規制が十分ではなく第二週の週末、土曜日の夕方の時点でダウンタウン中心部の「レッドゾーン」に500台の大型トラックと7000人のデモ隊がいたため、スローリー署長はオタワ警察理事会の緊急会議で、現役のOPS警官全員と助けに来た数百人の法執行官をもってしても、彼が言う「乱れた抗議行動」を終わらせるだけの「資源」がないことを報告。さらに、2月11日と12日の第3週の週末、市の中心部である国会議事堂に約4,000人か5,000人のデモ参加者が集まった。
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