オクタウィアヌス、元老院議員にとは? わかりやすく解説

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オクタウィアヌス、元老院議員に

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:53 UTC 版)

アウグストゥス」の記事における「オクタウィアヌス、元老院議員に」の解説

ガリア・キサルピナ委譲拒否するデキムス・ブルトゥスはムティナ(現モデナ)でアントニウス軍に包囲された。元老院は争う両者止めようとするも失敗し、自らの軍を持たない元老院に代わってオクタウィアヌスがこの状況活用しようとする。この時点オクタウィアヌスが自ら配下軍団持っていることは周知の事実であったオクタウィアヌス高貴な血統もないユリウス・カエサルまがい物だというアントニウス愚弄対しキケロは「これ(オクタウィアヌス以上に見事な伝統的な孝行の例は、我々の若い頃にだってない」と擁護した。そして紀元前43年1月1日元老院オクタウィアヌス元老院議員任命、そして指揮権与えたこの年執政官であるヒルティウスパンサとともにアントニウスが行っている包囲攻撃中止させよう試みるが、両執政官アントニウスとの戦いで戦死した(ムティナの戦い)。 元老院台頭するオクタウィアヌス恐れてデキムス・ブルトゥス近づき上記の両執政官率いた軍団指揮権委ねることを決議した。これに反発したオクタウィアヌス前線から撤退ポー川流域留まりそれ以上アントニウスへの攻撃要請拒否した6月オクタウィアヌス配下ケントゥリオローマに赴き、ヒルティウスパンサ有していたこの年執政官特権委託するよう要請、またアントニウスを「国家の敵」として断罪することを破棄するよう要請した元老院がこれを拒否すると、オクタウィアヌスは8個軍団率いてローマ進軍するさしたる抵抗なく8月19日ローマ入城した彼は、親戚であるクィントゥス・ペディウスとともに改め執政官選ばれる一方でアントニウスは、同僚カエサル支持派でもあったマルクス・アエミリウス・レピドゥス連合して元老院対峙した。ここで、内心カエサル後継者として帝政元首政)を目指すオクタウィアヌスは、彼らとの妥協模索した

※この「オクタウィアヌス、元老院議員に」の解説は、「アウグストゥス」の解説の一部です。
「オクタウィアヌス、元老院議員に」を含む「アウグストゥス」の記事については、「アウグストゥス」の概要を参照ください。

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