オウムに対する姿勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:17 UTC 版)
一連のオウム裁判において主要な容疑者とされた幹部に対する死刑に関しては慎重な考えを持っている。その理由としては、オウム真理教の被告人を死刑にすることで、「殉教者」になる恐れがあること、殺人を起こす人が刑法の規定を理解した上で、殺人を犯しているわけではないことを挙げている。また、麻原彰晃に「さん」と敬称を付けて呼び「教えは間違っていた」と声明を出してほしいと著書の中で呼びかけている。松本サリン事件で噴霧車製造に関与し実刑判決を受けた藤永孝三と交流があり、釣りをするほどの仲になっている。 2011年(平成23年)12月、オウム真理教から別れた「ひかりの輪」(上祐史浩代表)の外部監査人に就任した。「(ひかりの輪が)実際どうなのか自分で中に入り、自分の目で確認したい。不安を持つ周辺住民との橋渡し役になって動いていければ」と話した。翌2012年(平成24年)1月22日には、団体の施設へ立ち入り、初の監査を実施した。 2015年(平成27年)12月31日付で「ひかりの輪」外部監査委員会委員を辞任した。辞任理由は一身上の都合としている。
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