エンジェル・ハートでの登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 23:48 UTC 版)
「槇村香」の記事における「エンジェル・ハートでの登場」の解説
『C.H.』のパラレルワールドである作品『A.H.』では、実体としての登場はない。エピソードや回想シーンに登場している。 獠からのプロポーズを受け、終生のパートナーとして生きていく決意を固めたが、本当の名前も戸籍もない獠とは法的に認められる婚姻は出来ない。無論、香もそのことは承知していたが、せめてウエディングドレスを身に纏って獠と記念写真を撮りたいと願っていた。渋々ながらも獠も香の願いを聞き入れ、ようやく叶った念願の写真を撮る予定の日、所用を済ませて足早に写真館に向かう途中、自動車の前に飛び出した幼児を保護しようと自らの身を挺し、交通事故で死亡している。だが生前にドナー登録をしていたため心臓は摘出され、暗殺者「グラス・ハート」と呼ばれる同作のヒロイン・香瑩(シャンイン)に移植された。これにより彼女の中に香の心が宿り、香瑩の人間性にも大きく影響を及ぼすこととなる。 この作品では歌舞伎町にある診療所に勤務していたときに獠と初対面を果たしていたことになっている。弱者や困難な身の上の人々に手を差し伸べる慈愛に満ちたエピソードも描かれている。また、自分の肉体の一部と心を受け入れた香瑩を、実の娘のように優しく包む母性的側面が大きく描かれているほか、下記のように設定にも『C.H.』からの変更点がいくつか見られる。また、獠に「天誅」を下す役どころは香瑩となった。 獠が以前(2000年頃まで)使用していた携帯電話の伝言メモに、生前の声が残されている。喧嘩をして飛び出した際に吹き込まれたメッセージであるが、獠にとっては何にも変えがたい宝物の一つである。 年齢については、2000年5月12日に死亡した時点で28歳とある。
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