エムエムコメットグリーン【エムエムコメットグリーン】(草花類)
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登録番号 | 第11839号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | エムエムコメットグリーン よみ:エムエムコメットグリーン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 村井正之 | |
品種登録者の住所 | 高知県香美郡野市町東野201 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村井正之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の矮性系統に白縞葉系統を交配して育成された固定品種であり、育成地(高知県南国市)における出穂期は極早生、稈長が極短の観賞向きの水稲、粳種である。草型は穂数、稈長は極短、稈の細太は細、剛柔及び葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度は立、葉身及び葉鞘の色は濃緑(JHS カラーチャート3508)である。穂長は極短、穂数は多、粒着密度は疎、穂軸の抽出度は中、穂型は棍棒状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄、フェノール反応は無である。芒の有無と多少はやや少、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、粒色は白、精玄米千粒重はやや小である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期は極早生、穂揃日数は短、障害型耐冷性及び出穂遅延型耐冷性は中、穂発芽性は易、耐倒伏性は強、脱粒性は難、地上部全重は小、収量は少である。穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性は弱、白葉枯病抵抗性品種群別は金南風群、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)、萎縮病抵抗性品種群別及びツマグロヨコバイ抵抗性品種群は感受性群、トビイロウンカ抵抗性遺伝子型は+である。「しおかり」と比較して、穂型が棍棒状であること、芒が少ないこと等で、「乙女イネ」と比較して、穂揃日数が短いこと、穂発芽しやすいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に高知大学(高知県南国市)において、育成者所有の矮性系統に白縞葉系統を交配し、以後、個体選抜による固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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