エムエムコメットピンキー【エムエムコメットピンキー】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第11837号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | エムエムコメットピンキー よみ:エムエムコメットピンキー |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 村井正之 | |
品種登録者の住所 | 高知県香美郡野市町東野201 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村井正之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の矮性系統と白縞葉系統の雑種第2代の選抜個体に育成者所有の白縞葉系統と在来品種「紫」の雑種第2代の選抜個体を交配して育成された固定品種であり、育成地(高知県南国市)における出穂期は極早生、稈長は極短、葉身が葉縁紫色、葉鞘に紫色の条が入る観賞向きの水稲、粳種である。草型は穂数、稈長は極短、稈の細太は細、剛柔及び葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度は立、葉身の色は葉縁紫で暗黄緑(JHS カラーチャート3508)に暗灰紫(同8916)の条が入り、葉鞘の色は紫条で暗灰紫(同8916)である。穂長は極短、穂数はやや少、粒着密度は疎、穂軸の抽出度は中、穂型は棍棒状、穎毛の有無と多少は中、穎色、ふ先色及び護穎の色は紫、フェノール反応は無である。芒の有無と多少は中、芒長は短、芒色は紫である。玄米の粒色は淡褐、精玄米千粒重は小である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期は極早生、穂揃日数は短、障害型耐冷性は中、出穂遅延型耐冷性は弱、穂発芽性は易、耐倒伏性は強、脱粒性は易、地上部全重は小、収量は少である。穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性は弱、白葉枯病抵抗性品種群別は金南風群、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)、萎縮病抵抗性品種群別は感受性群である。「しおかり」及び「乙女イネ」と比較して、葉身の色が葉縁紫で暗黄緑(同3508)に暗灰紫(同8916)の条が入ること、葉鞘の色が紫条で暗灰紫(同8916)であること、穎色が紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に高知大学(高知県南国市)において、育成者所有の矮性系統と白縞葉系統の雑種第2代の選抜個体に育成者所有の白縞葉系統と在来品種「紫」の雑種第2代の選抜個体を交配し、9年にその雑種第2代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- エムエムコメットピンキーのページへのリンク