エクスカリバーN5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 06:10 UTC 版)
「M982 エクスカリバー」の記事における「エクスカリバーN5」の解説
エクスカリバーSの派生型で、全幅を127mmに小型化した砲弾。駆逐艦や巡洋艦に搭載される海軍の火砲用で、より長射程の誘導砲弾を撃つ能力を与える。またレイセオンはファイア・アンド・フォーゲット任務用のミリ波長シーカーを考慮している。
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2015年9月、レイセオンはエクスカリバーN5の実弾射撃と誘導飛行試験を実施した。これは155mm口径のエクスカリバー砲弾を、駆逐艦と巡洋艦の艦載砲で用いるために127mmまで小型化するという、自社資金で行なわれた研究である。海軍用の砲弾として選ばれたエクスカリバーの利点は、地上配備の榴弾砲で培われた長年の戦場での成功と派生型間の共通性である。 エクスカリバーIbとN5には70%の共通性があり、99%同一のソフトウェア、そして同じ誘導・航法装置(GNU)を装備している。その主任務は、沿岸にいる兵員の支援のため、陸上の目標に対して軍艦が精密に砲弾を撃てるようにすること、またより長射程かつ安価に高速戦闘艇を破壊することである。 艦載されるMk 45 5インチ砲からの5インチ無誘導砲弾は最大射程が24km、また精密射撃の射程は15kmほどであるが、小型の巡航ミサイルを携行する戦闘艇は28kmから37km離れた位置から発射が可能である。陸上型のように、エクスカリバーN5の誘導フィンは発射後に急速展開され、砲弾を長距離滑空させる。この後、砲弾は目標直前で急落、標的へと滑降する。また砲身長に応じて射程が37kmから48kmまで延伸される。射程はロケット補助推進弾化により増強されるものの、原価もより高くなる。 機動中の目標を攻撃するため、代替のシーカー、例えば指示のために弾着観測員を必要とするレーザー誘導や、外部誘導を全く必要としないミリ波長のものが追加される可能性がある。
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