ウロボロスの塔の秘密
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 14:36 UTC 版)
「カオスエンジェルズ」の記事における「ウロボロスの塔の秘密」の解説
ウロボロスの塔には、満月と新月(太陽、月、地球が一直線になるとき)に時を半月だけ戻すという魔法がかかっている。このことは、満月や新月の日に塔に入るとレベルと経験値を失うこと、落書きに記された内容、塔の中の使用済アイテムが満月や新月を境に復活することなどから推測可能である。ゲーム終盤に示される塔の設計者=塔のラスボス=「北の国」の王子ゼスの日記から、それが正しいことが判明する。なお、落書きは魔法のペンの力で消えることは無い。主人公が塔から持ち出したアイテムも一部を除き復活はしないが(たとえ塔の外ででも)捨てれば復活する。 日記によると、王子ゼスは生まれながらにして優秀な魔法使いである。この魔法が疎ましく、また若さを保つことが重要だと考えるようになりそれを実現するために塔を設計、父親にねだってこの塔を作らせたとなっている。当時、王子ゼス13歳のことである。この塔では前述の通り、満月と新月のときに塔内の時を半月だけ戻す魔法がかかっており、王子ゼスと彼につき従う32人の侍女たち(PC9800シリーズやMSX2版では加除されたモンスター数に合わせて人数は異なる)は永遠にその年齢を保って暮らすことができるはずであったが輪廻の魔法は完全なものではなく、時が巡るたびに精神は変容していきモンスター化したというのが賢者ハーンの見解である。 ラスボスを倒したのち、輪廻の魔法の源は主人公によって破壊されこの塔自体も崩れさることとなり、モンスター化した王子や侍女達は元に戻る。その後、彼らのオアシスでの新生活に主人公も力を貸すが、作物が実り始める頃、主人公は1人旅立つ。
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