ウェーブフロント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 08:18 UTC 版)
ウェーブフロント(英: Wavefront)とは、視力矯正手術のひとつであるウェーブフロントレーシックにおいて利用される、角膜や水晶体の収差を解析する手法である。ウェーブフロントアナライザといわれる解析装置でデータを測定および分析する。
ウェーブフロントレーシックでは近視や遠視・乱視などについて総合的に角膜形状解析を行ったデータをもとに、ウェーブフロントアナライザがガイドしてレーシック手術を行う。角膜の形状異常に対しガイドのない従来のレーシックに比し、角膜高次収差に対して解析をおこなっているウェーブフロントレーシックの方が乱視の矯正については理論上有利である。ただし全ての症例に有効なわけではなく、円錐角膜などの角膜形状異常には適応外である。またハードコンタクトレンズでの乱視矯正には遙かに劣り、乱視の種類によっては乱視用眼鏡の矯正にすら劣る症例がある。
参考文献
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関連項目
外部リンク
ウェーブフロント (Wavefront)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 20:36 UTC 版)
「Graphics Core Next」の記事における「ウェーブフロント (Wavefront)」の解説
「シェーダー」はグラフィックス処理を行なう小さなプログラムであり、また「カーネル」はGPGPU処理を行なう小さなプログラムである。前者は通例GLSL/HLSLで記述されるが、後者はOpenCL C言語もしくはGLSL/HLSL(コンピュートシェーダー)で記述できる。これらのプロセスはレジスタをあまり必要とせず、システムまたはグラフィックスメモリからのデータの読み込みを必要とする。この操作は大きく遅延が生じる。AMDとNVIDIAは複数のスレッドをグループ化するという方法でこの不可避な遅延を隠蔽するという、よく似たアプローチを選択している。AMDはこのグループをウェーブフロント、NVIDIAはワープと呼んでいる。スレッドのグループは遅延を隠蔽する仕組みを実装するGPUスケジューリングの最も基本的なユニットであり、SIMDスタイルで処理されるデータの最小サイズ、コードの最小実行可能ユニット、同時に全てのスレッドを単一の命令で処理する手段である。
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