ウェイトリー家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 14:39 UTC 版)
ダニッチの中心から4マイル、最も近い家からも1.5マイル離れた山腹の斜面に建った大きな農家だが使われていない部屋が数多くある。ウェイトリー家の幾つもある分家の一つで、魔術翁、娘のラヴィニア、男孫のウィルバーの3人家族。1928年の事件で一家は、全滅した。1913年・1923年・1927年に大規模な改築を行い天井や壁、1階と2階の床などを取り外して家屋に大きな空間を作り、窓を木板で塞いだ。代わりに一家は、納屋を修理して書物など家具類も徐々に移し、最終的にそちらで暮らしていた。毎月のように牛を購入していたが10~12頭より増えることはなく、痩せ衰えて傷と皮膚の爛れた牛が転げ落ちそうな斜面で草を食べている様子が目撃されている。 セイラム事件でミスカトニックに移住したウェイトリー家には、ダニッチ近郊に親族が多数いる。同姓の人物が登場することも珍しくなく、『ダニッチの怪』本編中に限定しても何人も登場している。
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