ウィルとの邂逅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:52 UTC 版)
「ジャック・スパロウ」の記事における「ウィルとの邂逅」の解説
ジャックは現在のジャマイカにあり17世紀商業船の中心港であったポート・ロイヤル港に到着するも、総督の娘エリザベス・スワンが溺れているのを救った後、海賊容疑で逮捕されてしまった。拘留されている間、スパロウの牢屋にウィリアム・ターナーが訪れ、バルボッサ率いる海賊にさらわれたエリザベスを探しだすためにジャックの助けを求めた。エリザベスはポート・ロイヤル港でバルボッサ一団に襲われた際、自身を「エリザベス・ターナー」と名乗ったため、バルボッサは彼女こそビル・ターナーの血を引く生き別れの子供だと勘違いしており、呪いを解く目的で彼にさらわれていたのである。ジャックはここでウィルが以前の船員仲間であった「靴ひものビル」または「ブーツ・ストラップ」の異名を持つビル・ターナーと全く同じ名前であることに気付き、話の中でウィルがビルの実の息子であると悟る。ビルは暴動でジャック追放に同調せず、その後バルボッサとの対立から、靴紐に砲弾を括り付けられて海の底に落とされてしまった男だった。 ブラックパール号の船員を襲ったアステカの呪いの伝説に詳しいスパロウは、呪いを解くにはアステカの金貨を宝箱から入手した者、またはその親族の血で金貨そのものと共に贖われなくてはならないこと、つまり金貨を持ち出した船員の1人であるビルの血を引く者が必要であると知っていた。そこでジャックはブラックパール号を奪回するためにウィルを使えると考え、エリザベス救出に力を貸してやると持ちかける。ウィルは海賊をひどく嫌っていた(彼は父の素性を知らなかった)にもかかわらず、スパロウを牢獄から出すのを助け、宮廷海軍船であるインターセプター号を奪うことに同意した。その後2人は、トルトゥーガへ行って船とその船員となる人物を募り、イスラ・デ・ムエルタへ向かってブラックパール号を捕捉。ウィルの愛するエリザベス・スワンを救い出す。
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