インドネシア・スマトラ島南部森林火災
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:05 UTC 版)
「め組の大吾」の記事における「インドネシア・スマトラ島南部森林火災」の解説
インドネシア・スマトラ島で毎年起きている森林火災に、大学の調査研究旅行でその地を訪れていた落合先生が巻き込まれ行方不明になったとの知らせを受ける。大吾はなりふり構わずインパルスを持ってスマトラ島まで駆けつけようとするが、大吾だけでは出国もままならないということで彼の心情を察した甘粕も同行した。そして、現地での救助には現地の消防士バンジャルも協力した。今回の大吾の行動はインパルス消火システムの無断持ち出し(出国の際には甘粕が書類を偽装した)ということで犯罪とまで言われているが、五味が公式に国際消防救助隊を送り出す際に国際緊急援助隊の指揮官に着任し、なんとかとりなした。なお、今回の大吾の功績は死者を1人も出さず被災者も救出、なおかつホットスポット(自然の山火事の火点)のモニタリングをも行ったことから、レスキュー隊員45人、及び最新の設備装置一式以上の価値に及ぶとされ、後にスマトラの奇跡と呼ばれる。 また、落合先生が見つけた新種のコガネムシが熱に強い特性があるのかホットスポットから逃げるのが遅い―ホットスポットの調査に大いに役立つとされたという。彼女が希望した新種のコガネムシの学名は「"Phyllopertha diversa Daigo"ダイゴコガネ」彼女もまたこのコガネムシを見つけたことからスマトラの奇跡の功労者とされ、彼女の夢であった昆虫学者への道に近づいたようだ。
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