インストラクショナルデザインのモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/22 06:59 UTC 版)
「インストラクショナルデザイン」の記事における「インストラクショナルデザインのモデル」の解説
インストラクションのための素材を作り出すのに最もよく用いられるモデルは、ADDIEモデルであろう。これは、次に挙げる5つのフェーズの略語となっている。 Analyze 「分析」 - 学習者の性質や、学習課題の分析など Design 「設計」 - 学習目標の設定、教授アプローチの選択 Develop 「開発」 - インストラクションやトレーニングのための素材の作成 Implement 「実装」 - インストラクションの素材を利用した教授の実施や素材の配布 Evaluate 「評価」 - 教材が当初の目的を達成したかどうかの確認 Dick & CareyやKempのISDモデルのような、現在みられる多くのインストラクショナルデザインのモデルは、ADDIEモデルから派生したものである。ISDモデルの改良点は、ラピッドプロトタイピングである。これは、インストラクションに使用される素材の開発中に、継続的なフィードバックあるいは形成的なフィードバックを求めるものであり、開発中の比較的修正が容易なうちに問題を見つけだすことで、時間や費用の節約を図るというものである。. 行動主義、構成主義、社会的学習、認知主義などといった、さまざまな教授理論もまた、インストラクションに使用される素材の設計にとって重要な役割を果たす。これらの理論によって、インストラクションに使用される素材の出来具合が左右される。 Currently there is a movement in the field that defines the purpose of instructional design as providing help for the users. Dr. Dillon Inoue from Brigham Young University along with others are leading this movement.
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