イコモス調査
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2018年9月11~17日、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)による現地視察調査が行われ、文化庁は「一定の理解は得られた」とした。 2012年に開催された「世界遺産条約採択40周年記念-世界遺産と持続可能な開発:地域社会の役割」(京都ビジョン)で世界遺産存続のためコミュニティの存在の重要性が確認されたこともあり、調査では地元の観光ボランティアガイドや小学生からも話を聞いた。 イコモスの調査に関しては世界遺産への注目度の高さから、これまで国内では事前に発表されてきたが、今回は日程が終了した9月18日に公表された。調査員の氏名は伏せられており(フィリピン人であることだけ公開)、いつどこへ行ったのか、古墳内への立ち入りが行われたのかなどは一切詳らかにされていない。調査に際しては全容を目視してもらうべく、航空機をチャーターして上空から一望してもらうという計画も立案され、費用対効果や見下ろすことに対する不敬の念を問う意見が府議会での議題にもなった。
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