アメリカのビジュアルチャット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 03:22 UTC 版)
「富士通Habitat」の記事における「アメリカのビジュアルチャット」の解説
アメリカ本国にもJ-チャットと同様のサービスがあった。1990年にWorldsAwayという名称でスタートした。ニフティサーブの海外接続回線を使用してサービスを受けることができた。当時はFujitsu System Bussines社によって運営されていたが頻繁に運営元が変わり、VZONESという名称でサービスを行っている。日本語は使用できず、主に英語で会話が行われている。サービスの中止、再開を繰り返しているが2022年3月現在FREEアカウント(無料)はSIGN UP NOWは作成不可になっていて、月14.99ドル以上の有料アカウントでアバターを作成可能。 VZONESはサービスの総称で、2つのサービスがあり、DREAMSCAPE、NEWHORIZONEだが、基本的にアバターの容姿、ヘッドなどはJ-チャットと同じである。異なるのは街の構成で、DREAMSCAPEはHabitatIIグレースビルとほぼ同じで、こちらが本家である。NEWHORIZONEは様々な国への入り口があり、日本のエリアもあった VZONESは、運営側が無償でアイテムをJ-チャットのように配るということは、基本的に行っていない。トークンというチャット内通貨を1時間につき60トークン貯められるので、ショップで販売されているヘッド、家具などを購入していた。トークンはユーザーによるビンゴゲームなどでも配られている。VZONESは他人との差をつけるために、有料アイテム、部屋が販売されている。avaterwaresというWEB上のショップでクレジットカードで決済して購入し、アコライトなどから受け取る。J-チャットもアイテムの有料販売は行っていたが、2009年の初めに販売が中止された。 J-チャットと大きく異なる点は2つある。DREAMSCAPEは、オラクル、アコライト制度を継承していたため、操作上などわからないことがあれば、アコライトを呼び出してESPという会話で問い合わせができる。NEWHORIZONEはサービスに入ると、24時間体制ではないが、選任された案内人がサービスの内容を説明し、案内してくれた。
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