アナキン・スカイウォーカーのデルタ7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 09:29 UTC 版)
「ジェダイ・スターファイター」の記事における「アナキン・スカイウォーカーのデルタ7」の解説
<アズア・エンジェル> <エイザー・エンジェル>とも表記される。機体名の「蒼き天使」は、青色の塗装と、アナキンの秘密の妻パドメ・アミダラへの愛情に由来する。 両翼の先端部に2基ずつ、合計4基のレーザー砲が搭載され、胴体背面中央部には16発装填のプロトン魚雷発射装置があるため、通常のデルタ7とは一線を画す高い火力を持つ。他にも多種多様な改造が施されているが、最大の特徴として、アナキン自身の工夫によるハイパードライブが内蔵されており、前述のハイパードライブ・リングを必要としていないことが挙げられる。 アナキンの愛機であるが、決して彼の個人的所有物ではなくジェダイ・オーダーの備品を勝手に改造しているだけである。オビ=ワンなど、他のジェダイの中には物の占有や執着を禁じるジェダイの掟に反していると見なすものもいたが、ジェダイ・マスターでエース・パイロットでもあるセイシー・ティンは、デルタ7の機体性能向上のためアナキンの改造を奨励していた。 クローン戦争の初期数ヶ月に渡りアナキンに使用され、ムーニリンストの戦いでは、分離主義勢力のアサージ・ヴェントレスの戦闘機をハイパードライブを使用してヤヴィン第4衛星まで追跡する。しかし、アナキンがジャングルで機体から離れたところ、アズア・エンジェルはアサージに破壊されてしまった。なお、搭載されていたアストロメク・ドロイドのR4-P22も共に破壊された(この頃、R2-D2はまだパドメが所有していた)。 <アズア・エンジェルⅡ> アズア・エンジェルに代わるアナキンの愛機で、初代と同様の改造が施されている。コントロール・パネルにも改修が施されており、乗り物の操縦に長けたクローン・トルーパーでも容易には操縦できない。機体後部にはポッドレーサーのシンボルが描かれている。 アナキンのジェダイ・トライアルとなったプリシトリンの戦いで使用され、獅子奮迅の活躍で敵援軍の宇宙戦闘機を多数破壊し、旗艦の宇宙戦艦をも撃沈して戦いの勝利を決定付けた。その際、戦艦の爆発に巻き込まれ、アナキンは一時死亡したものとみなされたが、ハイパードライブの搭載が功を奏し、アズア・エンジェルⅡはボロボロになりながらも無事に帰還した。
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