アナクシマンドロスとヘカタイオス (紀元前6世紀)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 02:40 UTC 版)
「初期の世界地図」の記事における「アナクシマンドロスとヘカタイオス (紀元前6世紀)」の解説
ギリシアの地理学者ミレトスのヘカタイオス (紀元前476年頃死去) は、ギリシャの自然哲学者アナクシマンドロス (紀元前546年頃に死去) の地図を元にして、世界地図を描いた。ただし、当時のままの地図は伝わっておらず、現存するのは当時の資料の断片からの再現図である。この地図によれば、世界の東端はインドであり、インダス河の存在も描かれている。地中海の描写はかなり正確である。一方で、周囲を海が囲っている点などは従来の世界地図と同じである。
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