アダプトゲンであるとされるハーブ類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/22 05:24 UTC 版)
「アダプトゲン」の記事における「アダプトゲンであるとされるハーブ類」の解説
現在知られているアダプトゲンのほとんどは、アーユルヴェーダか漢方で伝統的に使用されていたものである。 有意水準の科学研究によってこれらのアダプトゲンの有効性が確かめられたもの: アシュワガンダ (Ashwagandha/Withania somnifera) 冬虫夏草 (シネンシストウチュウカソウ/Cordyceps/Cordyceps sinensis) 党参(トウジン) (ヒカゲノツルニンジン/Dang Shen/Codonopsis pilosula) エゾウコギ (シベリア人参/エレウトロ/Eleuthero/Eleutherococcus senticosus) ホーリーバジル (カミメボウキ/Holy Basil/Ocimum sanctum) 高麗人参 (朝鮮人参/オタネニンジン/Ginseng/Panax ginseng) イボツヅラフジ (グドゥーチー/Guduuchi/Tinospora cordifolia) アマチャヅル (ジャオグラン/Jiaogulan/Gynostemma pentaphyllum) 甘草(カンゾウ) (Licorice/Glycyrrhiza glabra) マカ (Maca/Lepidium meyenii) 霊芝(レイシ) (マンネンタケ/Reishi/Ganoderma lucidum) ルージァ・カルタモイデス (Rhaponticum/Rhaponticum carthamoides/Stemmacantha carthamoides) ロディオラ (Rhodiola/Rhodiola rosea) 朝鮮五味子(チョウセンゴミシ) (チョウセンゴミシ/オミジャ/シサンドラ/Schisandra/Schisandra chinensis) チャーガ (カバノアナタケ/Chaga mushroom/Inonotus obliquus) シラジット (Shilajit/Ashphaltum bitumen) 科学研究の数は少ないものの、アダプトゲンである可能性のあるもの: アムラ (アマラキ/Amla/Emblica officinalis) タイツリオウギ (Astragalus/Astragalus membranaceus) 何首烏(カシュウ) (ツルドクダミ/He Shou Wu/Polygonum multiflorum) クコ(枸杞) (Lycium/Lycium chinensis) ワダソウ (Prince Seng/Pseudostellaria heterophylla) シャタバリ (Shatavari/Asparagus racemosus) パフィア (Suma/Pfaffia paniculata) 高麗人参は「総合的な正常化効果」を示すアダプトゲンの一例である。高麗人参の有効成分はジンセノサイドと呼ばれる物質である。朝鮮人参は、神経系を活性化させるジンセノサイドRg1や、神経系を落ち着かせるジンセイノサイドRb1を含む。しかし、ジンセノサイドだけが朝鮮人参の有効性を決定する訳ではない。ジンセノサイド濃度の高い調合液は活性が低く、アダプトゲンとしての特性には補助要因が必要であることが示される。 医薬品との相互作用に注意 セント・ジョーンズ・ワート、エゾウコギ、高麗人参、アマチャヅルなどは、医薬品との相互作用が報告あるいは示唆されており、摂取の前に薬剤師や医師に相談した方が良い。
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