アクティブ・ディフェンス型機甲師団
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「機甲師団」の記事における「アクティブ・ディフェンス型機甲師団」の解説
ROAD計画による一般師団をもとに、アメリカ軍は、1970年代後半より、重装備の機甲師団を欧州正面に配備した。 これらの編制は、アメリカ陸軍の新しい戦闘教義であるアクティブ・ディフェンス・ドクトリンに基づいて決定された。これは、WTO軍の攻勢正面に対して、他方面から転用した部隊を速やかに投入して反撃・阻止するというものである。このためには、兵力の抽出・転用を速やかに行なう必要があることから、機甲騎兵大隊と航空大隊が追加されたほか、砲兵はいずれも自走化され、直接支援砲兵としては155mm自走榴弾砲、全般支援砲兵としては203mm自走榴弾砲が配備された。 ただし、アクティブ・ディフェンス・ドクトリンに対しては、 WTO軍の攻勢正面を速やかに特定し、阻止するのに間に合うように戦力を集中させうるか WTO軍が全縦深同時突破作戦を発動した場合、次々に投入される梯団攻撃に飲み込まれて、アクティブ・ディフェンス戦術は無効化されるのではないか といった懸念が抱かれていた。 機甲師団 師団司令部および司令部中隊 3個旅団司令部 6個戦車大隊 5個機械化歩兵大隊 師団砲兵群 3個中砲大隊(M109 155mm自走榴弾砲) 1個重砲大隊(M110 203mm自走榴弾砲) 地対地ロケット大隊 防空砲兵大隊 機甲騎兵大隊 航空大隊 工兵大隊 通信大隊 師団支援群(衛生大隊+補給・支援大隊+整備大隊) 憲兵中隊
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アクティブ・ディフェンス型機甲師団
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「師団」の記事における「アクティブ・ディフェンス型機甲師団」の解説
詳細は「機甲師団#アクティブ・ディフェンス型機甲師団」を参照 ROAD計画による一般師団をもとに、欧州正面に配備された重装備の師団である。これらの編制は、アメリカ陸軍の新しい戦闘教義であるアクティブ・ディフェンス・ドクトリンに基づいて決定された。 機甲師団 - 3個旅団司令部+6個戦車大隊+5個機械化歩兵大隊+師団砲兵群(3個M109 155mm自走榴弾砲大隊+1個M110 203mm自走榴弾砲大隊+地対地ロケット大隊)+防空砲兵大隊+機甲騎兵大隊+航空大隊+工兵大隊+通信大隊+師団支援群(衛生大隊+補給・支援大隊+整備大隊)+憲兵中隊
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