アイマムホワイトピーチ【アイマムホワイトピーチ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第13038号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | アイマムホワイトピーチ よみ:アイマムホワイトピーチ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩手県 | |
品種登録者の住所 | 岩手県盛岡市内丸10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 児玉勝雄、内藤善美、渡邊愛美、橋壽一、藤原一道、佐々木由紀子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ニコル」に「白鳩」を交配して育成されたものであり、花はピンク白色の小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは細、色は緑、強さは中、中空の程度はかなり小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度はやや多、節間長は短である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、一次欠刻は深、表面の色はやや淡、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度はやや弱、厚さはやや薄、硬さはやや軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円筒形、花の大きさは小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少、管状花部の直径はかなり小、管状花数は中、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり小、幅は狭、外花弁の表面の色はピンク白(JHS カラーチャート9701)、裏面の色はピンク白(同9701)に穏紫ピンク(同9712)のぼかしが入る、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さはやや短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は晩である。「白鳩」と比較して、外花弁の表面の色がピンク白であること、裏面の色がピンク白に穏紫ピンクのぼかしが入ること等で、「ニコル」と比較して、花弁の形が舟底弁であること、外花弁の表面の色がピンク白であること、裏面の色がピンク白に穏紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に岩手県農業研究センター(岩手県北上市)において、「ニコル」に「白鳩」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- アイマムホワイトピーチのページへのリンク